#08「プールフィッシング」｜日進市の観光・飲食・体験の情報発信サイト「ぐるぐるNISSHIN」

※2021 年度開催の情報のため、翌年度以降は変更となる可能性があります。

今回は「プールで釣りが楽しめるらしい」という噂をキャッチ！早速、釣り好きの隊員が調査に出発！

現場は日進市総合運動公園。見るとびっくり、なんと、公共の市民プールが管理釣り場に大変身していました！

この釣り場（？）は 2020 年秋に誕生した「トラウトフィッシングスポット」。東海エリアでは初の試みとなる、プール型の管理釣り場だそうです！ 11 月中旬から 4 月上旬までの季節限定となりますが、ルアー・フライ釣りとエサ釣りがお手軽に楽しめるという事で、耳の早い市民の人気スポットになっていました。

日進市自慢の、井戸水で満たされた 50ｍ競泳用プールを元気に泳ぎ回る魚たち。釣り人に尋ねると、メインターゲットは「レインボートラウト」。他にもイワナ、アマゴ、ブラウントラウトも放流されているそうです。人気のルアー・フライフィッシングエリアには、はるばる遠方から集う管理釣り場フリークの方も。

流水プールの一部を堰き止めたエサ釣り場もあり、ご家族やグループなどが手軽に楽しめる環境に！

管理釣り場だからこその楽しみ方
入場からの流れをご説明

日進市総合運動公園管理棟

利用券発券機

プールフィッシング受付

ルアー・フライ受付で見える所に付けてくださいとのこと

営業時間は 9 時から 16 時 30 分までですが、ルアー・フライエリアは 30 名の入場制限があるので土日や祝日は大盛況とのこと。朝から満員となる場合もある様ですが、午前のみの利用者もいるそうで、午後券で入れることもありそう。また、最近、15 時からのラスト券も導入されたそうで、ねらい目かも知れません。今回、調査隊は 3 時間入場券を購入し、昼 12 時までの 3 時間勝負！

利用券ごとにお持ち帰り匹数が設定されていて、それも金額に含まれているそうです。

ちなみに、受付の方曰く「設楽町で養殖された大変美味しいマスなので是非食べて欲しい」とのこと。

これは期待できそうではないか。

無料の貸し出しネットとビク

地下水は 24 時間常時放水

ランディングネットとビクは専用の物を。無料で貸し出しているのでそれを利用します。プールの水深は 1.2～1.4m。2 つの水車が水流を作ります。プールの水の管理は 2 本のホースから 24 時間地下水を放水しています。真ん中あたりに沈ませてある障害物も魚の着き場所になっているようです。

管理釣り場と侮ることなかれ！
放流された魚を釣り上げるのは腕次第！
ルアー・フライ・エリア

魚がルアーを追う姿は目視できます

オレンジと金色の 1.8g で無事ネットイン

この日は水深の中層から下層、軽めのルアーをゆっくり引くと魚は好反応。どう口を使わせるかがポイントだったみたいです。同じルアーを使い続けると飽きられるので頻繁に交換。1.8g の派手目のスプーンが良かったとの事。寒かったからか朝イチよりも日差しが出てきてからの方が釣れていました。

リリースする場合、手を水につけ冷やし、水中でネットに入れたままルアーを外すと魚が痛まないそうです。スタッフの方も声を掛けてくれたので初心者の方も安心ですね。管理釣り場で使う道具は基本的に管理釣り場用に設計された道具を使うのがオススメです。

フライでの釣果は順調

アベレージサイズのニジマス

フライは距離を出さなくても釣りになるので、渓流で使うような軽めの竿で十分対応できます。見ている限りルアーより沢山釣れていました。使っている毛鉤は水中を漂うタイプ。それにしても釣れる魚はヒレピンの美人さんが殆どでした。美味しそう。60 ㎝クラスは残念ながら釣ることは出来ませんでしたが、飽きない程度に釣れました。「シーズン後半は入荷するマスの数よりもサイズを大きくしていきたい」とのスタッフさんの話でした。期待します。

ここで凄くウレシイお知らせです
遭遇すれば、プロに教えてもらえちゃう！！

千藤卓（せんどうたかし）プロ

千藤さんがレクチャーすること暫し、釣れちゃうんだな～

ルアー、特にバス釣りされる方ならご存知の方は多いと思いますが、なんと日進プールフィッシングに今年からルアーフィッシング・アドバイザーとして千藤卓プロが参加。ボランティア活動のため出動は不定期とのことですが、平日の方が遭遇率は高いとのことです。

話を聞くと、「釣りへの恩返しですかね。初心者の方、これからルアーフィッシングを始める方、特に小中学生、男女に限らず釣りを通して底辺を広げる活動と言うか」「ルアーフィッシングが初めてという方にも、キャストの仕方からレクチャーさせて頂きます。見かけたら、気軽にお声掛けください。」とのこと。

スタッフの方からも「本当に有り難いし頼りになります。」とのことでした。この情報、千藤さんのファンの方も見逃せないでしょ？

オレンジのスタッフジャンパーにトレードマークのロン毛ですよ。

様子を見ながらストックの魚の放流準備

蓋をしないと飛び出してしまう元気なニジマス達

毎週養鱒場からフレッシュなマスを仕入れてストックして、現在は基本的に火曜日と金曜日に放流しているそうです。推定ですが 50m プールの方には 5,000 尾位は居るとのこと。状況を見て追加する場合もあるそうです。

エサ釣りエリアにチャレンジ、
エサは切り身のイカエサ釣りは「手ぶら」で OK ！

※2021 シーズン（2022 年 4 月上旬まで）のエサ釣りは土曜・日曜日、祝日及び日進市内小学校等の冬休み・春休み期間のみの営業なのでご注意ください。

管理棟で受付後、流れるプール前のテーブルへ

竿の仕掛けまでスタッフさんが準備してくれます

今年からエサはイカの切り身、食いがいいそうです

スタッフさんがお手本。流石に直ぐ釣れました

エサ釣りは「手ぶら」で OK ！ 1 日 4 回（各回 20 名定員）、①9：00 ～、②10：30 ～、③13：00 ～、④14：30 ～タックルも餌も、全てエリアが用意した物を使用します。1 時間で 2 匹が料金内の設定で釣った魚のリリースは禁止になっていますので、追加料金で引き取るルールです。仕掛けのトラブルやエサ切れなどの場合は係員さんに言って交換してください。
釣りを全くやったことない方、小学校の低学年のチビッコや魚がチョット怖いかもって方でも大丈夫ですよ。ファミリー向けなので、どなたでも楽しめます。

日進市総合運動公園プールフィッシングで
楽しく遊び尽くそう！

プールサイドのテーブルとイス

ドリンクの自販機は管理棟内にあります

魚さばき場。魚のさばき方もご案内

釣り糸のゴミはこの缶へ

足場もよく、プールサイドにはイスやテーブルもあり、自由に使えるうえ、弁当や飲み物の持ち込みも自由です。また、休日には釣った魚を食べるための焼き台を貸してくれたり、焼きそばを売ったりする屋台が出る日もあるとのこと。ちょっと寒い日は管理棟の中にドリンクの自動販売機もありますし、トイレも完備されています。そこでの持ち込み飲食や休憩も OK です。

レストランはありませんので、平日は特にご注意ください。釣りや施設内のルールや料金のなど詳しくはホームページを参考にしてください。

釣った魚を持ち帰るのに、クーラーボックスの持参が必要です（氷、保冷剤の販売はありませんので事前に準備してください）。魚のさばき場にはキッチンばさみとウロコ取りも用意されているので持ち帰り派にとっても嬉しい設備です。

駐車場は日進市総合運動公園内に約 300 台が無料駐車可能なのでその点もありがたいですね。

管理棟の直ぐ横の駐車場へはこちらが便利

駐車場は広々です

後になってしまいましたが、運営管理の塚本さんからお話をいただきました。

皆様の声に耳を傾け、自分たちのできる範囲ではありますが日々良いと思うことは取り入れて誰もが楽しめる場所を作っていくよう心がけています。また、プールフィッシングを通じて日進市内で魚を使ったイベントや新しい取り組みをどんどん広げて行きたいと思っています。現在の取り組みで、ここで釣った魚を持ち込んで食べられる日進市内のお店の輪を広げています。

それも是非紹介して欲しいです。洋食の「阿蔵」さん、寿司の「都寿司」さん、バーベキュー・カフェの「ベルトゥリー」さん、「愛知牧場バーベキューガーデン」さんです。特に日進市内の小学生、釣り体験したいなと思っているファミリーにどんどんきて欲しいです。エサ釣りからなら、未経験であっても楽しめますし、釣って楽しく、食べて美味しい。そんな笑顔いっぱいの場所になっていって欲しいです。なのでご来場の際、小さなことでも、ご遠慮なくスタッフになんでも聞いてください。