NISSHIN WALK 自転車ポタリング企画① 天白川西側往復コースを行く

サイクリングより、もっとゆる~い感じの“自転車散歩”は、緑ゆたかな郊外の街・にっしん にぴったり!今回は天白川の名古屋よりの部分を往復するコースを体験!『行きは右岸、帰りは左岸』というように、手軽なポタコースとして走ってみた!

What is
Pottering?

ポタリング(pottering)とは、
サイクリングに似ているけれど、
気楽にのんびりとぶらつく意味の
英語「potter」に「ing」を
くっつけた造語。
簡単にいえば自転車での
お散歩です。

COURCE #01お手軽のんびり♪ 天白川西側往復コース

コース紹介

日進ののどかな田園風景を気軽に、さわやかに楽しめるのが天白川沿いの道。今回は、名古屋市の平針駅方面から日進市に入り、日進市役所付近を折り返しポイントとして、天白川の左岸・右岸を往復する、全長およそ9kmのコースだ。
全体を通じて交通量もそれほど多くない平坦な道なので、心を空っぽにして、心地よい風を楽しみ続けられるだろう。一方通行部分がある関係で、往路は左岸(南側)を選ぶほうが走りやすいと思う。

新大正橋 下流
新大正橋 下流

日進に入ると、名古屋より「ふっ」と涼しくなった感じがする。
視界いっぱいに広がる平野に、送電用の鉄塔が立ち並んでいる景色が印象的だ。さきほど通り過ぎた中部電力日進変電所から延びる高圧線を支えているんだろう。
天白川の土手沿いにある桜の木の周りにはスペースがあり、自転車を止めて散策したり休憩するのにも丁度良い感じ。しかし、視線を横にやると「まむしに注意」の看板が立っていたりする。草むらに入るなら気を付けた方がよさそうだ。
川の北側に広がる田畑を眺めつつ、先に進むとしよう。

START
2km
野方大橋 周辺
野方大橋 周辺

田園風景がのんびりと続く。住宅街だけかと思っていた日進市も、この川の周りは自然豊かだ。
天白川と岩崎川の合流点すぐ下辺りにある野方橋付近は川幅も少し広くなり流れも穏やかに見える。ペダルの漕ぎ足を止め、川面を眺めると魚が泳ぐ姿がくっきり見えた。
草花の匂いの中に野鳥のさえずりが聞こえ、ひらひらと舞うモンシロチョウもいかにも長閑だ。このあたりは川沿いのグリーンエリアもよく整備されている。稲荷橋のまわりにはヒメツルソバが群生していた。お弁当でも持ってくればよかった・・・と思わずにいられない、絶好の休憩ポイントだった。

1.5km
日進市役所 周辺
日進市役所 周辺

日進市役所に来る途中で清流の宝石と呼ばれるカワセミの姿を見かけた。近くに棲んでいるのかも知れない。
市役所周辺は「天白川ウォークコース」も整備されているようで、2つのコースがあるらしい。
看板の案内図を見てみると、天白川と岩崎川の分岐点を中心に野方橋→岩崎川の昭和橋→天白川の本郷橋を巡るAコース(3.5km)は自動車進入禁止区間も多い様で、ポタリングにもよさそう。また、看板には付近に生息する野鳥の紹介も描かれていた。
今回はここが折り返し地点。来る時と反対側の右岸に渡り、野鳥でも探しつつ、名古屋に戻るとしよう。なお、市役所には十分な広さの駐車場があった。市役所にクルマをとめて、積んできた自転車をおろして走り出しても、いいかも知れない。

1km
天白川・岩崎川 合流点
天白川・岩崎川 合流点

天白川の右岸に渡ってすすむと、やがてヘアピンカーブ状のポイントがある。
そのカーブにしたがってぐるりと方向を変えて進むと、左手に岩崎川の流れが見える。この川は日進市の北東方向に伸びていて、やはり道沿いをのんびりと走ることができそうだ。
ただし、今日はすぐ先にある一つ目の橋を渡り、再び名古屋方向に折り返すことに。しばらく続く田園地帯で、お弁当を広げて休むのもよさそうだ。

3.5km
新大正橋 下流
新大正橋 下流

支流の川がある度に、少し回り道をして一つ目の橋を渡ることを繰り返す。
交通量の多い豊田西バイパスも、一番近くの信号までちょっと回って戻ってきた。高圧線の鉄塔の密度が増し、スタート地点に戻ってきたことを感じた。
全長およそ9km。休憩しながらのんびり走って1時間半~2時間程度といったところ。川沿いの道を、何も考えずにぐるっと回れる、お手軽ポタコースだ。

GOAL
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