特集#05都市の名前が演出する味なイタズラ「ニッシンヤキソバ」を食べに行こう! ぐるぐるNISSHINプラス

日進市内にある人気カフェ「あんこ椿」のとあるメニューが、なにやら『ざわついている』という噂をキャッチ!

それはさっそく調査せねば!と行ってみると、そこで出されたのは「ニッシンヤキソバ」。

「えっ!それってもしかして、超有名な世界的食品メーカーの!?」

……なわけはなく。そうです、正しくは“日進焼きそば”!

そうか。よくよく考えてみればここは日進市。

「富士宮焼きそば」や「横手焼きそば」等々と同様に「日進焼きそば」があっても不思議ではない!

そこで今回は「日進焼きそば」とはどんな焼きそばなのか?

件の焼きそばともなにか関係があるのか?

お店の方に詳しい話しをうかがってきました!

日進焼きそば

お値打ち価格も嬉しい「日進焼きそば」(540円)。
具材は豚肉、キャベツ、にんじん、ピーマンとシンプル。
美味しさの秘訣は、肉の名店「スギモト」の豚肉を使っているところ!野菜もなるべく地元産のものを使用しているそう。
冷めてもパサつかず、最後まで美味しくいただけるのもポイント!テイクアウトも可。

そもそも「日進焼きそば」とはどんな焼きそば?

「日進焼きそば」の元祖、「あんこ椿」のオーナーの眞柄文子さんに同メニューをつくったきっかけをうかがうと、「日進市にはあまり名物がないので、市名を冠したなにか地元の人が自慢できるもの、そして地元以外の人からも愛されるものがあれば、と。そこで思いついたのが誰もが親しみやすい焼きそばでした」。

とはいえ、どこにでもある普通の焼きそばでは面白くない、と試行錯誤して誕生したのがあんこ椿オリジナルの「日進焼きそば」。太麺を使用しているため、見た目はどちらかというと焼きうどんに近いイメージ。そしてボリュームもたっぷり。

肝心の味はというと、これがもう絶品!ダシしょう油をベースにした甘辛い味付けになっていて、わかりやすくいうと“すき焼き風味”。くど過ぎず、かといって薄過ぎずの味のバランスが絶妙なうえのど越しがよいため、ついつい箸が止まらなくなる無限の美味しさ!

なつかしさがありつつも、いわゆるB級グルメ代表的な焼きそばとは一線を画すオリジナル性も十分!

あんこ椿オーナー 眞柄文子さん

あんこ椿オーナーの眞柄文子さん。日進市と日進焼きそばへの想いを熱く語ってくださいました!

はっきり言って、
あの超有名メーカーの焼きそばをバリバリ意識!

日進焼きそば(ニッシンヤキソバ)

予想より美味しくて、満足感が高い日進焼きそば(ニッシンヤキソバ)。しかし、インパクトが大きいのは、やはりネーミングだ。そのあたりはどうなのだろう?

「うちの日進焼きそばは味も見た目もオリジナルで、超有名メーカーさんの焼きそばとはもちろん関係はありませんが、はっきり言って意識はしっかりしてますよ(笑)!この日進焼きそばの存在をたくさんの人に知っていただいて、日進市の町おこしに貢献できたらいいなと思っているので、ネタ的にネーミングを活かせたらいいと思っています」と眞柄さん。逆に名前に釣られて食べにきた人には「『なんだ、違うじゃん!』なんてツッコミを入れて欲しい(笑)」とも。

目指すは日進のご当地グルメ!そしてさらなる…

「ゆくゆくは日進市のご当地グルメとして認めてもらって、街の人たちと協力して盛り上げていきたい」と話す眞柄さんですが、実はもうひとつ密かに抱く野望が。 「あの超有名な世界的食品メーカーさんには、ぜひ全国各地のご当地焼きそばシリーズをつくっていただいて、うちの日進焼きそばもその一つに加えていただけたら、なんて思っちゃってます(笑)」。

なんて素敵なアイデア!それなら一気に日進市の知名度が全国レベルにアップしますね!調査隊も全面的に応援しちゃいます!!

あんこ椿オーナー 眞柄文子さん

常連さんの中には、ごはんを追加注文しておかず替わりに食べる人も。黒胡椒が効いた甘辛い味は、ごはんとの相性もぴったり!「お茶碗ごはん」(100円)。

「日進焼きそば」のカップ麺化の可能性はあるのか???

そういえば、「尾道ラーメン」、「喜多方ラーメン」、「富山ブラック」といったご当地ラーメンのカップ麺はよく見るけれど、「富士宮焼きそば」、「横手焼きそば」などといったご当地焼きそばのカップ麺は、見た記憶が無いなあ・・・。 そんな状況下でも「日進焼きそば」のカップ麺化の可能性はあるのでしょうか? あの超有名メーカーさんに、直接訊いてみました!

広報さん曰く「今すぐの商品化は難しい!」

・・・としつつも、親身になって話を聞いてくださったのは日清食品ホールディングス株式会社広報部の大口真永さん。「『ニッシン』と聞くと、やはり何か縁を感じますねえ」とおっしゃいながら、写真でお送りした日進焼きそばを見て「太麺で本当に美味しそう」とのご感想。また、ご当地グルメを育てたいというオーナーの熱い志には大いに共感されたご様子。そこには、同じ食品を扱う方同士の思いがあるのかも知れません。 ちなみに、日清食品さんの「日清焼そば」は1963(昭和38)年に誕生した、インスタント焼きそばのパイオニアなのだそうです。私も学生時代にしょっちゅうお世話になりましたが、50年以上に亘って売れ続けている!!これはすごいですね。いずれ「日進焼きそば」がこれだけ売れたら、焼きそばからの税収だけで、市の財源が賄えてしまうかも知れません。

商品化の可能性は「ゼロではなさそう」※調査隊の見解

大口さん曰く、「『日進市に存在するご当地焼きそばの情報』は、情報としてはマーケティング部に回しました」との事。それはつまり、商品化の可能性が「ゼロ」から「ゼロではない」に踏み出した瞬間ですね。いつの日か、超大手メーカーさんと日進焼きそばのコラボ商品が誕生するかも知れません!その日を楽しみにしながら、日進焼きそばを味わいに行きましょう。

お店紹介

カフェ「あんこ椿」

こだわりの食事メニューや甘味、天然酵母のパン、バリスタが煎れる極上のコーヒーやラテアートで評判のカフェ「あんこ椿」。とにかく「手づくり」を大切にしているこちらは、酒やワインも自店の酒蔵仕込み。モーニングからちょっとした夜のバータイムまで様々な使い方ができるのが嬉しいお店です。2017年9月から、月に一度名古屋の「星が丘テラス」へキッチンカーで出店。日進焼きそばも販売します!

<あんこ椿>
営業時間:
9:00~22:30(日曜・祝 ~18:00)
定休日:
月曜
住所:
愛知県日進市蟹甲町池下201-3
電話番号:
0561-78-3066
駐車場:
4台
アクセス:
名鉄バス「蟹甲」停より徒歩1分
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